内痔核、外痔核、内外痔核、脱肛、肛門ポリープ、裂肛、肛門狭窄、低位筋間痔瘻、肛囲湿疹等、肛門病の多くは、入院を必要とせず外来で治療を行うことが可能です。
痔核の注射療法や外来結サツ療法、さらには外来における痔核完全切除、冷凍療法など、多くの外来手術を工夫し、出来るだけ入院することなく治療することを第一の目的としました。
痔の日帰り手術
当院では、痔の日帰り手術を積極的におこなっております。
痔の手術後の心配は、出血と痛みの2つです。痛みの方は、新しいメス(超音波・レーザー)の出現でずいぶん楽になり、以前は二週間ほど入院していた病状でもほとんど1日で済むようになりました。又、出血についても新しい手術材料の工夫等で症状の軽い方は、日帰りも可能となっています。特別な合併症のない方の場合、日帰り手術も可能です。一度ご相談下さい。
入院の場合
遠方からお越しの場合、また重症でやむなく入院が必要な場合は、契約病院である「くまもと森都総合病院(旧NTT九州病院)に入院していただき、手術をさせていただきます。
※くまもと森都総合病院は開放型認定病院です。
手術時間
手術の時間は下記を参考にしてください。
日帰り手術の場合 | 手術時間は約10分
術後30分安静、その後帰宅 |
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入院手術の場合 | 手術時間は約20分 入院 平均約1日間 |
費用の目安
日帰り手術の費用の目安です。詳細は、直接診察の際にご確認ください。
3割負担の場合 | 1割負担の場合 | |
日帰り手術の場合 | 約2万円程度 | 約1万円程度 |
入院手術の場合 | 約5万円程度 | 約2万5千円程度 |
その他の検査料金の目安はこちらをご覧ください。
痔の日帰り手術のポイント
- 術後は、歩いて帰ることができます。
- 家に帰ってからは、無理をすると痛みや出血、腫れが生じる場合があります。手術当日は安静にして下さい。
- 術後の通院は、通常一週間後に一回診察するだけで済みます。
- 診察の結果説明のときにご希望があれば、病状が日帰り手術に適しているか否かを判断します。つぎに、担当の者がさらに詳しく説明いたしますのでご安心下さい 。
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痔の三大疾患といわれている「いぼ痔(痔核)」「切れ痔(裂肛)」「痔瘻(痔ろう)」の主な症状と手術について説明しています。詳しくは下記をクリックしてください。